2021/03/15 10:08
花や緑が色鮮やな季節になりました。
西の原敷地内のたくさんの植物も、毎日のように新しい芽吹きが見られます。
この時期の植物の持つ力は、
新生活や季節の変わり目、揺らぎやすい身体に癒やしを与えてくれるもの。
緑色を見るだけでも、目の疲れがやわらぎ、脳の働きも活性化します。
放出されるマイナスイオン、香りにはリラックス効果もあるようです。
そして身体の中から効いてくれるハーブティーは
気持ちや免疫力を高めてくれる力強い飲みもの。
身近なところに植物があることで
日々の暮らしなかにも、ちょっぴり余裕が生まれるかもしれません。
肩肘はらず、気軽に日常に。
今回は、植物にまつわる道具やハーブティーなどを
暮らしに取り入れてもらいやすいようなポイントを加えながらご紹介してまいります。
ペイル ボトル<S><M>
淡くやわらかな色、控えめなたたずまいは日常にそっと溶け込んでくれます。
抽象的なフォルムは、自由な発想で使うことができます。
フラワーベースとして草花を生けるだけでなく、
リードを差し込めばアロマディフューザーにも。
ミニカップと一緒に揃えると酒器セットにもなります。
この淡くやわらかい色は、素材の生地そのものに色を混ぜて成型されることにより生まれます。
その表面を、あえて地肌のままにすることでカサカサした素朴な質感に仕上がります。
(そのため、汚れが付きやすくなっています。もし汚れがついた場合はお早めに柔らかいスポンジと洗剤で洗い流してください。)
内側には無色の釉薬がかかっていて、ちらっと覗くツヤが美しさをさらに引き立ててくれています。
【 POINT 】
花器の高さと、その上の花の長さを1:1にするだけで
バランスよく活けることができます〇
ドイリー ベース <S><M><L>
いつもの食卓にホールケーキが並ぶと、それだけで胸が高鳴り
今日だけが特別な日だと感じた記憶。
「小さな装飾敷布」を意味するDoilyは、
長岡千陽(工房京千・波佐見町)とのコラボレーションから生まれたシリーズです。
模様の凹凸にかかる釉薬の濃淡によって
地肌の土色がうっすら顔を覗かせたり、隠れたり。
職人の手仕事ならではの自然に生まれたムラや、わずかな歪みから
ひとつひとつ違った印象に感じるのも魅力となっています。
レリーフが織りなす、ささやかな光と影が
空間にぬくもりとやさしさを与えてくれます。
【 POINT 】
口が小さいものは、花を活けた時に傾かずスッと立ってくれるので
一輪挿しや細長い花、枝ものなどに向いています。
陶器の素朴な色や質感はドライフラワーにもよく合います〇
ファミリーベース ホワイト・カラー <K><M><F>
家族をイメージした、やさしいかたちのフラワーベース。
3サイズあるファミリーベースは、
それぞれ”Father” ”Mother” ”Kid”と名前がついています。
3つ並ぶと、まるで家族のよう。
「ホワイト」 シンプルで白磁の美しさが際立ちます。
「カラー」 カラフルな色は ”かけわけ” という伝統技法で釉薬をかけたもの。
「プラス」 細くまっすぐな線は職人の手描きによって絵付けされています。
奥行きのない形なので、場所を取ることなく
スペースが限られた窓辺や本棚などにも置くことができます。
【 POINT 】
かたちや色に特徴がある花器なら、
花を活けていないときも飾っておくだけでインテリアになります。
テーブルポット 色釉・ボーダー・チェック&ストライプ
「食卓テーブルに植物を」というテーマで作られたテーブルポット。
観葉植物だけでなく、ミントやパセリなど食べられる植物を置くのもおすすめです。
いつもの食卓もより楽しく豊かになりそうです。
お花屋さんから買ってきたポットをそのまま入れられるサイズなので
植え替えも簡単。
細い線や、ボーダー柄は昔ながらの道具を使い、丹念に職人の手で描かれています。
絵付けや釉がけなどの手仕事から、ひとつひとつわずかに違うその表情が生まれているのです。
シンプルなかたちをベースに、豊富なカラーや柄のバリエーショから
インテリアに合わせて選べるのもうれしいポイントです。
< iron > HARB SHEARS ・ FLOWER SHEARS
アンティークのようなデザイン、手づくりの風合い
それに気持ちの良い切れ味を併せ持った「ironシリーズ」
HEAB SHEARSはハーブを切るときに。
FROWER SHEARSは、お花を切るのに適したサイズです。
布や糸なども切れるように調整されているので
洋裁などにも幅広くお使いいただけます。
手研ぎを施すことで、
風合いを残しながらも、切れ味を高めています。
branch & roots shears ・ garden clipper
枝や根・茎などの太いものを切るための鋏です。
「裏小刃」という剪定特有の刃付けをすることにより
切るものをしっかりとくわえて滑らず切ることができます。
趣味でガーデニングをされる方にはもちろん
花屋さんなどお仕事をされる方にも、お使いいただけます。
溶接等によりできたごつごつした肌に黒仕上げという男っぽい印象に、
蕾の形をイメージした刃で可愛らしさを加え
女性にも持って頂きやすい形になっています。
【 TajiKA について 】
兵庫県小野市の「多鹿治夫製作所」によるブランド。
1938年、初代多鹿竹二氏により四代にわたって鋏を製造されています。
創業より時代に合わせて作り続けられている
手づくりのラシャ切り狭(裁ち鋏)。
現在も業務用として多くの現場使われています。
現在も業務用として多くの現場使われています。
その手づくりの鋏の存在を知ってもらうきっかけとなれば、
という想いからうまれたブランドです。
存在感があり、使い続けることで変化を楽しめる。
ひとつひとつ違う風合いをもつあなただけのもの。
道具としての鋏 ” +α "を感じてもらうことをコンセプトに製作されています。
有償ですが、修理も可能です。当店までご連絡ください。
(費用や所要時間は商品の状態により異なります。)
・お手入れ方法は → こちら をご覧ください。
BOTANICAL LIFE 特集 商品ページは → こちら
anassa organics
< 太陽と地中海の恵みから生まれたハーブティー >
大地、天候、土壌、日光。
ギリシャ特有の自然の恵みによってもたらされる、比類ないオーガニックハーブティーです。
・原料について
有機農業による最高品質のギリシャ産ハーブを使用。
耕作地への最大の敬意と責任を持って、
伝統的な農法を実践する生産者の有機農産物のみを使用しています。
ハーブは手摘みし、手選別によって不純物などを除去。
最適な方法での収穫、乾燥および梱包により
豊かで自然な香りのエッセンシャルオイルがしっかり保たれます。
葉全体を使うことによって、一貫した高品質な味わいが保証されます。
殺虫剤、化学肥料、味や香りを調整する添加物や増強剤は一切使用されていません。
・科学的アプローチについて
専門的な化学者委員会による指針に基づき16種のハーブを選び出し、
シングル、または最適な配合率のブレンドで提供しています。
・anassaについて
・anassaについて
アナッサ・オーガニックは、2人の女性の発案から生まれた会社です。
ギリシャのすばらしさを世界に広める製品をつくる、と決心した2人は、
ギリシャ産のハーブがそれにふさわしいと考えました。
ハーブは単なるファッションではなく、情熱であり、
一つの生き方として守られるべきだという信念から
相当な熟考と注意を配し、長時間を費やして研究されています。